ロード バランシングの設定
Load Balancer を実行するコンピュータに Administration ツールを接続して、Load Balancer を設定します。最初の手順として Load Balancer クラスタを作成し、次に、プライマリ ノードとして設定された Search and Matching Server の Fuzzy データベースを構成します。または、最初に Load Balancer のプライマリ ノードとして使用するスタンドアロン Search and Matching Server をセットアップしてから、Load Balancer クラスタを設定することもできます。構成したサーバーを最初のサーバーとしてクラスタに追加するだけで、プライマリ ノードとして設定されます。そうでない場合には、クラスタにプライマリ ノードがすでに含まれている場合にセカンダリ ノードとして追加され、クラスタに追加されるときにすべてのデータベースが削除されます。
クラスタ内のデータベースと設定を変更するには、Administration から Load Balancer に接続して構成を更新する必要があります。変更はすべてクラスタ ノードに同期されます。
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コントロール ペインで [Search and Matching Server] を選択し、次に [Administration] を選択します。
[サーバーにログオン] ウィンドウが表示されます。
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Load Balancer を実行するコンピュータをローカル エリア ネットワークで識別するための名前を入力します。
IP アドレスを入力するか、Load Balancer がローカル コンピュータにインストールされている場合は
localhost
と入力することもできます。をクリックすると、ローカル ネットワーク内で利用可能なすべての Load Balancer を検索できます。
注 ネットワークの回線容量とネットワーク接続の速度によっては、検索に時間がかかる場合があります。ヒント 再度サーバーに接続する場合は、下矢印をクリックして、リストからサーバーを選択します。Load Balancer を選択するための [サーバー検索] ウィンドウが表示されます。
- 必要に応じて、Load Balancer との通信に使用するポート番号 (Load Balancer のデフォルトは 22001) を変更します。ポート番号は、Load Balancer のインストール中に構成した値に対応している必要があります。[サーバー検索] ウィンドウから Load Balancer を選択すると、ポート番号が自動的にブロードキャストされます。
- [接続] をクリックして、選択した Load Balancer の接続をシングルサイン オンを使用して設定します。
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[クラスタ] メニューから [クラスタ管理] を選択して、接続された Load Balancer によって管理されるさまざまな Search and Matching Server のクラスタを設定します。
続くいずれかの手順を実行するための [クラスタ管理] ウィンドウが表示されます。
必要なサーバーがクラスタにすべて追加されるまで手順を繰り返し、[OK] をクリックします。
- 必要に応じて Fuzzy データベースをセットアップします。これらのデータベースは、クラスタ内のすべてのノードに自動的に同期されます。