あいまい検索
Kofax Search and Matching Server は、リレーショナル データベースからインポートされた構造化データに Fuzzy インデックスを提供します。Fuzzy インデックスは、リレーショナル データベースに基づいてサーバー上に作成され、Kofax Transformation Modules または Kofax TotalAgility によるドキュメントの変換中に特定のデータを検索および照合
するための非常に柔軟で効率的な方法を提供します。Fuzzy インデックスを使用すると、文字レベルおよび単語レベルでのあいまい検索が可能になります。文字レベルでのあいまい検索は、通常、単語中の一文字が欠落しているか間違っているといった OCR エラーがある場合に必要になります。
単語レベルでのあいまい検索では、検索ダイアログで Fuzzy インデックスを使用できます。この場合、ユーザーは 1 つまたは 2 つの単語を入力するだけで特定のレコードを見つけることができます。これにより、ユーザーは、Fuzzy インデックスに含まれる任意の列を持つ数百万のレコードがある大規模なデータベースでもあいまい検索を実行できます。
また、複数の単語を使用して特定のレコードを検索することもできます。結果は、クエリ内のほとんどの単語がレコードと一致する、最も一致率の高いレコードになります。たとえば、これはプロジェクトのデータベース ロケータで使用され、ページの完全なコンテンツがクエリとして使用されます。この特定のケースにおいては、検索されたレコードよりも多くの単語がクエリに含まれます。このシナリオの典型的な使用例としては、請求書を送信するベンダーを見つけるためにベンダー データベースと照合される請求書や、レターを書いた顧客あるいはレターで参照される顧客を識別するために顧客データベースと照合されるメールルーム ドキュメントが挙げられます。
最後に、レコードを検索して、一致したレコードと同一のクエリを要求することもできます。たとえば、この機能をデータベース エバリュエータで使用し、Fuzzy インデックスの一連の列に対して、OCR エラーの可能性がある複数のフィールドを照合することができます。