インポートと更新

自動更新が構成された既存の Fuzzy インデックスのデータベース ソースから列を追加または削除する場合は、自動更新を実行する前にインポート設定を変更します。設定を変更しない場合、更新によって Fuzzy データベースが再インポートされますが、構成された列の数が同一ではないレコードはインポートされません。これにより、レコードが含まれない Fuzzy データベースが作成されます。更新のサーバー ロギング レポートにはインポートされたレコードとインポートされなかったレコードの数に関する情報が格納されますが、インポートは正常に完了し、データベースの状態は [準備完了] のままになります。データベースに対するこうした検索要求からは、結果が返されません。

デフォルトでは、Fuzzy インデックスの自動更新が失敗した場合でもシステムは更新された Fuzzy インデックスに切り替わらず、以前のバージョンが引き続き使用されるため、検索を実行することができます。たとえば、ウイルス検出によりファイルがロックされ、データベース ソースが一時的に利用できなかった場合などが挙げられます。この動作は、[エラー管理] 設定を選択することで変更できます。これにより、自動更新が失敗した場合に Fuzzy データベースのデータベース ステータスが [エラー] に変化するようになります。このデータベース ステータスを持つ Fuzzy データベースは検索要求を実行できず、再び正常にインポートされるまでステータスは変化しません。このような場合は、インポート設定を確認してデータベースを再度インポートするか、次の正常な更新を待つ必要があります。

重要 [エラー管理] 設定をオフにすると、以前のデータベース バージョンに戻すことはできなくなります。